誰でもわかるリノベ用語集176
■マホガニー
「マホガニー」とは、「センダン科の常緑樹」です。中米から南米北部に分布し、木材として使用します。最高級材としても知られ、18〜19世紀ごろのヨーロッパでも富貴の象徴として知られていました。
木材としては軽くて硬い性質があり、耐久性、加工性に優れているのが特徴です。
各辞書・辞典からの解説
「マホガニー」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「マホガニー」とは、「センダン科の常緑大高木」のことです。「高さ約30メートル」ほどになり、葉は羽状複葉です。「夏に黄緑色の花がつき、卵形の実を結ぶ」のが特徴です。家具材として使用する場合には、「材は紅黒色で堅く、磨くと光沢が出る」のが特徴です。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「マホガニー」とは「センダン科の広葉樹で、古くから知られる世界的な銘木のひとつ」です。「マホガニーとは黄金色を意味し、光沢がある木材」であると補足説明があります。材としては「軽くて硬い性質があり、耐久性をもち、加工性に優れ、狂いや割けも少ない」のが特徴で、高級な木材として知られています。
(3)「百科事典マイペディア」より
「百科事典マイペディア」において「マホガニー」とは、以下のような文章で説明がされています。
「北米南部および西インド諸島原産のセンダン科の常緑樹。高さ50mに達し、葉は羽状複葉で互生する。花は白色、小型の5弁花。材は赤褐色で、重く、強固で、みがけば光沢があり、優良な家具材として賞用されたが少なくなり、今日では近縁のオオバマホガニーの材がよく使われている。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「マホガニー」は「センダン科の常緑樹」で、家具材として使用されることがおわかり頂けたと思います。