誰でもわかるリノベ用語集321
■リシン仕上げ(リシンしあげ)
「リシン仕上げ」とは、モルタルの外壁の仕上げ方法のひとつのことです。リシンとは、細かい石や砂に樹脂やセメントをなどを混ぜ合わせています。そのためリシン仕上げをすると、外壁の表面がザラザラになるのです。リシン仕上げにはさまざまな方法がありますが、最も一般的なのはコンプレッサーと呼ばれる機械で吹き付ける方法です。
各辞書・辞典からの解説
<h2>各辞書・辞典からの解説</h2>
「リシン仕上げ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「リシン仕上げ」と同じ意味を持つ「リシン吹き付け」とは、以下のような文章で説明がされています。
「外壁仕上げの一つ。モルタルなどの湿式工法の外壁下地材に用いられる。モルタル刷毛引の上に合成樹脂系やセメント系の砂壁状の吹付材を吹き付けて仕上げる。アクリル系、シリンコン系があり、また防水性を高めたモルタルなどの湿式工法の下地材のヘアークラックにも追随できる弾性リシンなどもある。特徴としては、外壁吹付材として汎用的に用いられ経済性が高いことや、好みに応じて任意の調色が可能であること、作業性に優れていることがあげられる。」
つまり、「リシン仕上げ」とは、「モルタルの仕上げ方法のひとつ」のことであるとおわかり頂けたと思います。