誰でもわかるリノベ用語集053
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■サッシ
「サッシ」は「サッシュ」とも言われ、「ガラス窓に使う、金属製の窓枠」のことです。住宅建築では、金属製建具工事の段階で備え付けるもので、ガラス類や玄関、バスルームのスチール製のドアなどと同じタイミングで工事を行います。
断熱性や遮音効果の高いペアサッシュの利用増えており、省エネや光熱費削減の効果が期待されます。
各辞書・辞典からの解説
「サッシ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「サッシ」とは、「金属製の窓枠」であると說明されています。また、よく聞く「アルミサッシ」は窓枠の部分をアルミニウム合金でつくったものです。鋼製サッシにくらべて軽量で加工性があるとされています。
(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「サッシ」とは、「サッシュとも言い、窓枠」のことです。「出入り口の枠および窓、出入り口の建具までを含めて」サッシと言います。材質としては「木、鉄、ステンレススチール、アルミニウム」など様々にありますが、最近は「スチール、アルミニウム」のものが主流になっています。
意味は(1)「大辞林 第三版」とほぼ同様で、補足説明を成しています。
(3)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「サッシ」とは、「一般に窓枠全体」を指す言葉ですが、「本来は上枠、下枠、立て枠で構成される窓枠の中の框(かまち)と組子(くみこ)のこと」を言います。サッシは「雨仕舞や気密性」にすぐれており、使用される素材は「アルミニウムやスチール」が主流となっています。
(1)〜(3)を合わせてみると、「サッシ」とは「窓に使用する金属製の窓枠」という意味であることがおわかり頂けたと思います。
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