誰でもわかるリノベ用語集461
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■柾目板(まさめいた)
「柾目板」とは「まさめいた」と読みます。「柾目板」とは柾目の板のことです。木材は、切り出したときの模様によって呼び方が異なります。柾目とは、木目が木材と平行かつ真っすぐに表れている木材のことです。基本的に樹心に近い部分は、柾目になりやすい傾向があります。
板目とは板の木目が平行に通らず、不規則な模様をしている木材のことです。樹心から離れた部分では、板目になりやすい傾向にあります。中板目とは部材の中央部分に板目があり、左右両端に柾目の模様がある木材のことです。年輪が山のような形をしており、木目の変化を楽しめるという特徴があります。
流れ柾とは、板目方向と柾目方向の中間的な断面をした木材のことです。追い柾や半柾と呼ばれることもあります。流れ柾の木目は、川の流れのような模様を持っています。杢目とは、柾目や板目に当てはまらない木目を持った木材のことです。複雑で美しい模様をしており、希少価値のある木材として珍重されています。
柾目板の特徴は希少価値の高さです。木材の多くは板目のような模様をしており、柾目は樹心部分だけにあります。木目が非常に美しく、柾目を使用したインテリアはシンプルで落ち着いた雰囲気を持っています。また、柾目板は木目板と比べると反り返りが少ないという利点があります。柾目の収縮率は板目の2分1ほどなので、季節を問わずきれいな状態を保てるでしょう。また、調湿機能があるので、夏場でもさらっとしています。
・参照:無添加住宅「板目(いため)と柾目(まさめ)の機能の違いとは」
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