誰でもわかるリノベ用語集529

■ハニカムスクリーン

「ハニカムスクリーン」とは生地を上下に折りたたんで開閉する窓用のインテリアのことです。ハニカムスクリーンの特徴は断熱性と保温性です。断面が六角形の蜂の巣のような形状をしており、断熱材用のように外からの熱気を防げます。冬でも温かい状態を維持できるので、暖房代を節約できるでしょう。夏場についても室内の冷気を外に逃さない効果があるので、いつでも快適な状態に保てます。

ハニカムスクリーンの別の特徴は昇降コードの穴がないことです。一般的に昇降タイプのブランドには昇降コードを通すための小さなが穴が開いています。ハニカムスクリーンは六角形の空洞部分に昇降コードが付いているので穴が開いていません。夏場でも太陽の光を完全にシャットアウトできるでしょう。

ハニカムスクリーンはコードレス式、ループコード式、チェーン式の3つのタイプがあります。小さな窓についてはループコード式、大きな窓についてはチェーン式がおすすめです。子ども部屋に取り付ける場合は、片手で簡単に操作できるループコード式がよいでしょう。

ハニカムスクリーンの清掃ではハンディモップを使います。毛足の付いたハンディモップなら、ハニカムスクリーンの溝にフィットするので簡単にホコリを除去できます。ハンドルが伸びるタイプのハンディモップを使えば、高い場所でも簡単に汚れを落とせます。一方でハニカムスクリーンはウォッシャブルタイプではないので、洗剤や水を使った清掃については注意が必要です。

（参考：MATUSOU「ハニカムスクリーン」）