誰でもわかるリノベ用語集535
■ウォークスルークローゼット(WTC)
「ウォークスルークローゼット」とは、クローゼットのことです。通常のクローゼットとは異なり、人の通り抜けが可能という特徴があります。出入口が2つあり、それぞれの部屋へ抜けられるように設計されています。そのため、クローゼットだけではなく部屋と部屋とをつなぐ動線の役割もあるのです。
ウォークスルークローゼットに主に2つのメリットがあります。1つ目のメリットは収納力の高さです。通常のクローゼットよりもスペースが広いので、衣類だけではなくスーツケースやスポーツバッグなどの大きな荷物も収容可能です。棚やポールハンガーを設置すれば収納力がアップするでしょう。
ウォークスルークローゼットの2つ目のメリットは更衣室としても利用できることです。ウォークスルークローゼットでは通路を作りますが、通路の幅を広めに取ることで更衣室として使えるでしょう。クローゼット内で着替えられるので時間の短縮にもなります。一方で、ウォークスルークローゼットは設置場所によっては不便に感じるというデメリットがあります。そのため、リフォームやリノベーションで設置する際には、どこに取り付けるのかを慎重に検討しましょう。
ウォークスルークローゼットに似たクローゼットとしてウォークインクローゼットがあります。ウォークインクローゼットも収容力が高いという特徴がありますが、ウォークスルークローゼットとは異なり出入口は1つです。
(参考:YOMIMONO「ウォークスルークローゼットの間取りでおしゃれに暮らす」)
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