誰でもわかるリノベ用語集628
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■ラミナ
「ラミナ」とは「らみな」と読みます。
「ラミナ」とは、集成材を構成している挽き板や小角材ピースのことです。元々は集成材の残りとして扱われていましたが、現在では製材段階でラミナを製造する企業もあります。また、唐松、ヒノキ、スギなどの国産材樹種のラミナも増えています。
木材にはさまざまな種類があり、用途や目的に合わせて木材を使い分けます。主な木材の種類として集成材、製材、CLT、合板などがあります。収税材とは断面寸法の小さい木材を接着剤で再構成して製造される木質材料のことです。主に建材やテーブルの合板などに用いられます。集成材を製造する際にはラミナを人工的に乾燥させて作ります。
製材とは丸太から直接切り出された木材のことです。製造の大半は家具、建具、土木、輸送、梱包、造船、車両などに用いられます。製材を作るときには、強度を高めるために時間をかけて乾燥させます。また、乾燥時の狂いや割れを防ぐために適度な深さの溝を入れる背割れと呼ばれる技術を使います。
CLTは集成材と同じようにラミナを用いています。集成材に似ていますが、原料材の繊維の方向が直行するように張り合わされています。集成材と同じ強度を保ちながら、長さがだけでなく幅方向にも大きなパネルを作り出せます。
合板とはベニヤの繊維方向を一層ごとに直行させて作った材のことです。他の種類に比べると安価なため、さまざまな用途に用いられています。基本的には下地用や構造用として使われます。
(参考:みずほ不動産販売「ラミナ」)
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