リフォームする場合に悩むことも多い素材選び。どんな素材を選ぶかで、見た目はもちろん、日常生活における使いやすさも変わってきます。こちらでは、素材選びの際に知っておきたいポイントを4つご紹介します。
また、どんな素材があるのかを知っておくことも大切です。リフォームで使われる主な素材についても解説しますので、素材選びの参考にしてみてください。
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リフォーム・リノベーションにおける素材選びのポイント4つ
素材を選ぶ際におさえておきたいポイントを4つご紹介します。
お手入れしやすいか
床、壁、天井など、リフォームする箇所は様々です。場所によっては、汚れが気になる場合もあります。きれいに使い続けるためには、その素材のお手入れ方法をチェックしておきましょう。特にトイレや洗面、お風呂、キッチンなどの水まわりは、汚れやすくカビが発生することもあるため、お手入れのしやすい素材がおすすめです。
素材の機能性にも注目
素材の持つ機能性も確認して、お部屋の中で過ごす時間を快適にしましょう。例えば、自然なままの木材である無垢材は調湿作用があるため、夏のジメジメしたときは湿気を吸収し、反対に乾燥する時期は水分を放出してくれます。その他にも優れた機能を持つ素材はいろいろありますので、後半でご紹介します。
経年変化を楽しめるか
人工的な素材は、年月の経過とともに劣化していくことが多いですが、自然素材の場合は、その変化を楽しむことができます。自然素材には、無垢材や珪藻土などがあります。使い込むほどに味わいが出てきたり、色合いが変わったりと、長く使い続ける中で素材の変化を感じられるでしょう。
見た目や質感のイメージ違いに注意
色や光沢感、香り、触ったときの感触、質感などは、なるべく希望通りのものを選びたいものです。小さなサンプルを見ただけで決めると、いざ施工してみたらイメージと違った、という場合もあります。照明の色や、日当たりなどでも見え方は変わってきます。なるべく大きなサンプルを取り寄せたり、実際の部屋にサンプルを持ち込んだりして、イメージをふくらませましょう。ショールームに行ってみるのもおすすめです。
リフォーム・リノベーションに使われる素材をピックアップ
こちらでは、リフォーム・リノベーションで使われる素材について、主なものをご紹介します。
無垢材
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自然な状態の木材で、木本来の味わいや温かみを感じられるでしょう。フローリングや壁、天井、カウンターなど、様々なところに使われます。使っていくうちに色やツヤに変化が見られ、経年変化を楽しめます。調湿作用によって、お部屋の中を快適にしてくれるでしょう。
ただ、この調湿作用で木材が膨張や収縮を繰り返すため、反りやすき間が生じることがあります。また、木の種類にもよりますが、キズが付きやすかったり、水に弱かったりすることもあります。使う場所や用途に合わせて木材を選びましょう。
珪藻土
珪藻土は、海や湖などのプランクトンの化石が堆積してつくられたもので、石灰やセメント、粘土などを混ぜて使用されます。和室の壁などにも使われる素材です。有害物質を含まない自然素材で、調湿機能を持ち、消臭機能や耐火性もあります。ただ、施工期間が長いことや、コストがかかることがデメリットです。
モルタル
モルタルとは、セメントに砂と水を加えたものです。タイルを張る際などの下地や、レンガやブロックの目地に使われることもありますが、壁や床の塗装仕上げにも使えます。様々なテイストのインテリアと相性が良く、おしゃれな見た目に仕上がるでしょう。手仕上げならではの味わいが生まれたり、オリジナリティあふれる見た目になったりといったメリットがあります。また、玄関や土間の床にも使えます。
ただ、モルタルはひび割れしやすい、防音性が低い、コストがかかるなどのデメリットもあります。取り入れたい場合は、使う場所や範囲を考えて決めるとよいでしょう。
クロス
壁や天井に使われることの多いクロス。クロスの中にも種類がありますが、一般的なのはビニールクロスです。比較的安価で加工がしやすく、色や柄のバリエーションも豊富です。掃除もしやすいでしょう。防カビや防汚、防水、消臭機能を持たせたものもありますので、使う部屋に合わせて選びましょう。
その他にも、高級感のある布クロスや、デザイン性が高く温かみのある紙クロスなどもあります。
タイル
お風呂の壁や床、洗面まわり、キッチンまわりなど、水まわりに使われることも多いのがタイルです。防水性や耐久性が高く、汚れも落としやすいでしょう。ただ、タイルとタイルの間の目地の部分には、汚れが付きやすいので注意が必要です。サイズやデザイン、色のバリエーションも豊富で、オリジナリティのある内装にしたい場合にもおすすめです。
まとめ
リフォームで素材を選ぶ際は、お手入れのしやすさや素材の持つ特徴、機能性などを確認しましょう。また、イメージと違ったということにならないように、大きめのサンプルを取り寄せたり、ショールームに行ってみたりするのもおすすめです。
リフォーム・リノベーションの際には、素材選びからこだわってみてはいかがでしょうか。
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