ブルックリンスタイルの棚選びに、苦労していませんか?種類が多すぎたり、好みのデザインがなかったりします。
そんな時は、DIYで作ってしまう手があります。ブルックリンスタイルは、元々入手しやすい材料で作られていることが多いので、DIYも取り組みやすいのが特徴です。
今回は、ブルックリンスタイルの棚をDIYで作ってみようという記事です。難しいことはなく、ホームセンターで販売している製品で十分作れます。自分好みの棚をDIYで作り、インテリアを充実させてみましょう。
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ブルックリンスタイルの棚は「古さ」の演出がポイント
ブルックリンスタイルの棚を上手に作るには、使い古された「古さ」を上手に演出するがポイントです。
使い古された「古さ」を上手に演出するビンテージ感、黒やグレー、茶色などのダークカラーといった、色の組み合わせが大切です。そして、レンガや金属、古材などの素材を組み合わせることで、テイストを演出します。天然木やビンテージ加工を施したアイテム、マットブラックなスチール素材を取り入れたアイテムを取り入れてみましょう。
アンティーク調の「ビンテージ感」と、黒やグレー、茶色などのダークカラーを組み合わせはブルックリンスタイルの鉄板です。
自身で作る前に、市販されている製品を確認してみましょう。
スッキリとしたスチールフレームが印象的なキッチン収納
アイアンのフレームに、ダークカラーの棚板を組み合わせた典型的なブルックリンスタイルの例です。引き出しがなく、オープンなのもシンプル感があり良い組み合わせです。
細いフレームと古材の鉄板の組み合わせ
鉄筋で作った細いフレームに、落ち着いた色味の棚板がスッキリとした印象のすてきな棚です。このような細いフレームを作るには、溶接の技術が必要ですので、DIYでは1段ハードルが高くなります。
ビンテージ感のある棚板に、同じテイストの収納を組み合わせる
棚といってもオープンなものばかりではなく、このように、同じテイストの箱を組み合わせるのも使い勝手が良いです。黒いフレームは太く見えますが、どっしりと構えていて安定感があります。
ビンテージ感×ダークカラーが鉄板の組み合わせ
ビンテージ感×ダークカラーの組み合わせがぴったりの棚板です。落ち着いた色味なので、ブルックリンスタイルに是非取り入れたい家具です。
DIYでは足場板を上手に使ってみよう
ブルックリンスタイルの棚をDIYするのに、足場板とアイアンを組み合わせは最適です。ビンテージ感のある足場板と、ダークカラーのアイアンを組み合わせることで、一気に雰囲気を作れます。
木材は、多くが「足場材」と言われる、建設現場で使用されたものを再利用しています。その雰囲気を生かし、カフェや自室などで使われています。先に紹介した事例でも、ダークカラーに色づけした足場板が使われていました。
建設現場で使われてきた「足場板」はペンキが付着していたり、キズがついていたりと古さが印象的です。この足場板とアイアンを組み合わせて、オリジナル家具を作ってみましょう。
足場板を少し加工して使えるようにしよう
足場板をそのまま使っても良いですが、少しキレイにしてから使ってみましょう。
入手した足場板は、長さや幅、汚れ具合などがバラバラです。インテリアに統一感を出すために、色味をそろえ、使い勝手を良くするために長さをそろえましょう。
ヤスリで軽く磨き表面を整え、色を塗ります。フレームと組み合わせるため、長さを揃えておきましょう。塗料は雰囲気のある「アンティークワックス」を使ってみましょう。
もし足場板の袖手が難しければ、ホームセンターで入手した2×4材に塗装してもよいかもしれません。
アイアン金物はホームセンターで購入できる
アイアンの金物は、既に市販されているものを組み合わせるとよいでしょう。
業務用のスチールラック用アングル支柱が適しています。その他、ラダーフレームを使っても良いでしょう。金物はネジで止めていきます。
(参考:モノタロウ「鉄ユニクロアングル(ハイロジック)」)
(参考:HAGS「ラダーフレーム棚セット CRAFITS クラフィッツ W1650」)
アイアンのテイストをより良くするためのアイアン塗料
ところで、市販のメタル支柱や木材を黒く塗ってもイマイチ決まらないと思うことはありませんか?一般的な塗料で黒く塗っても、ツヤが出てしまい、ビンテージの雰囲気を出せません。
そこで使いたいのが、アイアン塗料です。
アイアン塗料は、ビンテージ特有の模様とツヤ、色合いを表現できます。アイアン塗料のポイントは、表面の微妙な凹凸です。アイアンにできる微妙な凹凸は、鋳物の型独特の模様です。その模様を上手に再現することで、ビンテージ特有の模様、ツヤ、色合いを作り出せます。
まとめ
今回は、ブルックリンスタイルの棚をDIYするためのヒントをお伝えしました。
ブルックリンスタイルの棚は、「古さ」の演出がポイントです。ビンテージ感×ダークカラーの組み合わせがインテリアを演出します。素材のテイストを引き出すため、古い足場板を使うのもポイントです。
皆さんも、ブルックリンスタイルの棚をDIYしてはいかがでしょうか?
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