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「下駄ばきマンション(げたばきまんしょん)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「下駄ばきマンション」とは、「げたばきまんしょん」と読みます。「下駄ばきマンション」とは、1階に店舗が入っているマンションことです。地域によっては「下駄ばき住宅」と呼ぶこともあります。

「下駄ばき」と呼ばれている由来は、1階部分が柱や壁だけで下駄の歯のような状態になっていることからです。歯の間に店舗、駐車場、事務所などが入るので、下駄ばきマンションと呼ぶようになりました。

下駄ばきマンションのメリットは店舗が近くにあることです。コンビニエンスストアやスーパーマーケットがマンションの建物内にある場合、気軽に買い物ができるでしょう。

一方で、下駄ばきマンションにはデメリットもあります。1番のデメリットは騒音です。24時間営業の店舗が入っている場合、夜中の騒音に悩まされることもあるでしょう。

2つ目のデメリットは耐震性です。一般的なマンションでは、1階部分も2階部分と同じように住宅になっています。しかし、下駄ばきマンションの場合、1階が店舗になっているので壁や柱の両が少ないおそれがあります。

駐車場を用意している店舗の場合は、柱だけで支えている状態です。面で支える構造よりも弱いので、大地震などの災害が発生した場合には倒壊の危険性もあります。

3つの目のデメリットは害虫です。飲食店が入っている場合は、ゴキブリやネズミが発生するおそれもあるでしょう。一度発生すると、上層の部屋にも侵入するおそれがあるので注意が必要です。

(参考:グランドネクスト不動産「下駄履きマンションとは?構造やデメリット、資産価値と気になるゴキブリ被害について」)

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