誰でもわかるリノベ用語集866
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■C値(しーち)
「C値」とは住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積を延べ床面積で割って計算します。主に建物の気密性能を示す指標として、C値は使われています。
隙間が小さいほど建物外からの空気の出入りが少なくなるため、C値の低い建物は気密性が高いと言えます。C値の適切な数値は法律で定められていませが、一般的には1.0以下が望ましいとされています。
C値を小さくする方法は、隙間をできるだけ減らすことです。気密テープやコーキングは隙間を減らすのに適しています。
C値の計測は建物が完成した際に行うことが一般的ですが、完成前に計測して十分な気密性能が確保できているか確認することもあります。
C値を高めることのメリットは主に3つです。1つ目は省エネになることです。C値が高ければ気密性が高ければ室内温度を快適に保ちやすいので、エアコンや暖房器具の使用を減らせます。
2つ目のメリットは建物の腐敗を防げることです。気密性が十分に保たれていない場合、冬場に結露が発生しやすいとされています。放っておくと外壁や内壁を腐敗させてしまう恐れがあります。
3つ目のメリットは室内の空気を快適に保てることです。気密性が高いと換気扇や換気システムでの空気循環が効率的になり、こもった臭いや有害物質を含む空気を外へ逃がしやすくなるとされています。
・参考:気密性能を高めるときに覚えておきたいc値の基準とは?
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