長方形のダイニングテーブルを使用している方の方が圧倒的に多いかもしれません。しかし丸テーブルは円を囲み集い、その時間一体感のある雰囲気が生まれる素敵なアイテムです。見た目の空間も柔らかい雰囲気が生まれます。さて今回はそんなダイニング空間をお届けします。
丸テーブルにコンパクトに集うサイズを確認
丸テーブルの方が長方形テーブルより置く際にスペースが必要と言われています。では、ダイニング空間に合う丸テーブルを直径のサイズで確認しましょう。直径900㎜や1200㎜など、どのサイズが適しているか確認します。マンションに多く見られる、キッチン前のダイニングスペースはコンパクトに集うスペースに最適です。
写真を例にとると、左側の白い壁の部分がキッチンカウンターになっていると想像してみましょう。イメージしやすいと思います。大きな広い空間に置くのも一つですが、限られたスペースに置き、その空間をしっかり創りこむことで、囲まれて落ち着いたダイニング空間が出来上がります。
しっかり空間を創りこむとは。周りの壁にも目を向ける
さて丸テーブルだけでなく、写真の正面の壁に目を向けてみましょう。扉付の収納と半分は見せる収納にし、さらに鏡を壁面に取り入れることで、コンパクトな空間にさりげなく奥行を感じさせてくれています。
そしてダイニングテーブル上の照明をペンダント照明にすることで空間のポイントになっています。ダイニングチェアは布張りで、カーテン生地とも合わせていくことでラグジュアリーな雰囲気を作り出します。
造作収納の予算が取れない場合は、少し高めのチェストを置いて観葉植物などディスプレイし、壁にはアートを掛けると空間がまとまります。
こうした一つ一つのポイントを創りこむことで、落ち着くレストラン風ダイニング空間が出来上がります。単に丸テーブルを置くだけでなくその周りの壁面周りにも目を向け、どんな雰囲気を目指すのかを決めてみましょう。
まとめ
主役の丸テーブルの素材によってもダイニング空間の雰囲気が大きく変わります。ガラス素材やセラミック素材でモダンな雰囲気に。アンティーク素材で少しクラシックに。自分たちはどんな雰囲気がしっくり来て落ち着くのか、テーブルの素材によって空間を決めていくのも一つです。ぜひ集いのイメージを思い浮かべてみましょう。
ライター紹介
真栄城あさみ
インテリアコーディネーター・世界観ファンプロデューサー
300件以上の自宅・店舗プロデュース
サポート歴18年目。ロンドン→シドニー在住
オンラインにて日本のお客さまサポート中
“癒しの場を創り喜びと笑顔の輪を繋げる“をミッションに活動
Instagram: asami_maeshiro
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