Column

階段下に収納スペースを作りたい!メリット・デメリットや費用を解説

家づくりで多い「収納のお悩み」。

「以前より物が増えた」「収納を増やしたいけどどこにしたら良いかわからない」

そんな場合は、階段下のスペースを有効活用してみてはいかがでしょうか。

こちらもチェック
完全版|階段のリフォーム・リノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜

100社を超えるリフォーム・リノベ会社の事例をまとめました! リフォーム・リノベ会社の

事例集ダウンロードはこちら

リフォーム・リノベ会社の

紹介サービスを見る

階段下に収納スペースを作るメリットとデメリット

階段下に本格的な収納スペースを作るとなると工事が必要になります。そのため、少しハードルを高く感じることも。しかし、他にはないメリットもたくさんあるので検討する価値は十分にあるでしょう。

では、階段下に収納スペースを作るメリットとデメリットを解説していきます。

メリット

階段下を収納にすることができれば、居室の生活空間に収納を置く必要がなくなります。階段下がデッドスペースになっている場合は、なおさら利用価値が高い場所となります。

また、階段下には思いの外広いスペースがあり、大きなものを置いて「物置」のような使い方ができます。

階段下は、収納スペースとしてはもちろん、子供の遊び場として使うなどアイディア次第で沢山の活用法があります。一度、スペースを作ったら別の使い方にシフトしやすいという魅力があります。

デメリット

階段下という特殊な場所だからこそのデメリットもあります。

特に気をつけたいのは、階段の強度に影響が出る場合です。通常、階段下には補強の役割となる土台が設置されています。収納スペースを作る際、その土台を取り払う必要があります。そうすると、階段の強度に影響が出る可能性もあります。

その他には、階段の形によっては使いにくい収納スペースになるケースもあるということです。例を挙げると、直階段の場合、上から下に行くにつれて高さのあるものは収納できなくなります。

また、階段下は風通しが悪いため湿気に注意し、広い収納スペースの場合は照明を付けるなどして暗さ対策を行う必要があります。

階段下に収納スペースを作る際にかかる費用

ここでは階段下に収納スペースをリフォームする際にかかる費用をまとめてみました。「デッドスペースの広さ」「壁の解体が必要かどうか」「何を収納したいのか」がポイントになります。

壁面の解体費用

階段下にもともとスペースがある場合を除いて必要となる費用です。壁の解体費用には、3万円程かかります。

収納内壁下地造作費用

収納スペースの内装を整えるための費用です。合板の場合、解体時の施工に加え5,000円ほどで造作できます。その他にも、石膏ボードや壁紙を貼ることもできます。費用は、2万円ほどです。

収納内床下地造作費用

収納スペースの床を整えるための費用です。合板の場合は、工事費用を含め1万円程、フローリングは2万円程かかります。

扉や照明、棚の取り付け費用

扉は、カーテンタイプとドアタイプがあります。費用相場はカーテンタイプが16,000円、ドアタイプが3~4万円程です。

収納スペースが広い場合は、照明の取り付けをお勧めします。照明は、シーリングライトがよく使われます。費用は、配線と取り付けで2~3万円程です。

棚の取り付けは、簡単な合板を取り付けるだけであれば約1万円からできます。

 

こちらは参考費用となるので、実際の費用は工事内容やリフォーム会社により異なります。検討の際にはお見積もりをとるなどして、具体的な費用を確認するようにしてください。

(参考:ハピすむ「階段下に収納を作るリフォームをする費用は?」 )

参考にしたい!階段下収納例

では、実際にはどのような収納方法があるのでしょうか?オシャレな事例を見ていきましょう。


こちらは、広めの収納スペースです。食材の保管場所として使われていますね。可動式のワゴンを使い、棚が無い場所も収納として活用できるスタイルです。

 


見せる収納の事例です。デザイン性の高い壁紙や小物使いなど、バランスのとれた配置でお部屋が一気に垢抜けます。大掛かりな工事も必要ないので手軽に行えるのもお勧めポイントです。DIYの参考にもなりますね。

 

こちらは、引き出しタイプの収納スペースです。玄関から近い階段の場合はこのように靴収納として活用することもできます。

デッドスペースが狭くても収納スペースを諦める必要はありません。

多過ぎて、しまいきれない細々とした物や意外とかさばる日用品、インテリアを意識して隠したいものなどを収納するのも良いでしょう。

 


アーチ型がとても可愛いこちらの階段下スペース。扉はあえてつけていません。入口の低さはまるでお茶室のようでもあります。

収納スペースとして使うのはもちろん、子供の遊び場としても◎。照明とクッションを置いてちょっとした趣味部屋にするのも良さそうですね。

まとめ

階段下に収納スペースを作ることには、特殊な場所だからこそのメリットとデメリットがあります。悩んだ場合、メリットについては長期的に考えてみるというのも一つの手です。一般的には長く住めば物は増えていきますし、家族が増える可能性もあります。

今後の可能性についても視野に入れて考えてみると良いでしょう。

こちらもチェック
完全版|階段のリフォーム・リノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜

writing:Rion

100社を超えるリフォーム・リノベ会社の事例をまとめました! リフォーム・リノベ会社の

事例集ダウンロードはこちら

リフォーム・リノベ会社の

紹介サービスを見る