廊下に本棚を作る際の費用相場と工期について。事例やDIYもご紹介

本棚が欲しいけれども、リビングも寝室ももう置き場がない。そんな時におすすめな場所が廊下です。

こちらの記事では、廊下に本棚を作るメリット・デメリットや、廊下に本棚をリフォームした際にかかる費用相場や工期について解説します。リフォームの事例やDIYについても触れていきますので、参考にしてみてください。

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廊下に本棚を作るメリットとデメリット

では、なぜ寝室やリビングではなく「廊下」なのでしょうか？廊下に作るからこそのメリットや、作る前に知っておくべきデメリットなどを見ていきましょう。

本棚を廊下に作る最大のメリットは、スペースを有効活用できるということです。廊下には広いスペースがあることが多く、このスペースを活用することで既存の生活スペースに大きな影響を与えることなく本棚を設置することが可能です。

また、広いスペースがあるということは、大きな本棚を作ることもできます。邪魔にならず、高い収納力を期待できるのは「廊下」ならではの魅力なのではないでしょうか。

その他にも、廊下は本を収納するには良い環境が整っています。廊下は、家の中でも温度や湿度に変化が少ない場所です。さらに、窓がない場合、日光による本の劣化の心配が少なくなります。

デメリットは、大きな本棚の場合、圧迫感を感じやすいという点です。これは廊下に限ったことではありませんが、廊下は部屋のように広いスペースがとられていないため、リビングや寝室などに本棚を置くのに比べて圧迫感を感じやすくなるのかもしれません。

廊下は、避難経路になることがあります。そのため、安全への配慮を十分に行う必要があります。地震が起きた際の本や棚の転落防止といった対策です。棚の固定や本の落下を防ぐためのグッズなどを活用すると安心です。

ここでは、廊下に本棚をリフォームする際にかかる費用相場と工期について解説します。事例も紹介しますので、参考にしてみてください。

廊下に本棚を作る際の費用相場は、100,000~600,000円と言われています。棚の材質やサイズ、扉の有無、工事内容などによって費用は大きく異なります。

費用が安くなるケースは、シンプルな棚である場合や棚は自分で用意し設置のみ業者依頼した場合などです。逆に、オーダー家具（オーダー家具とは、職人に希望の家具の大きさや形、色などをオーダーするものです）を使用した場合、壁に棚を埋め込んだ場合、棚の数やサイズが大きい場合などは費用が高くなっていきます。

費用相場に振れ幅が大きいというのは、工夫次第で安く済ませることもできますし、プロに任せて思い通りの本棚を作ることも可能ということです。自身の希望と予算のバランスを考えながら決められると良いでしょう。

また、本棚のような収納リフォームにかかる工事日数は、1日から長くても1週間ほどで終わることがほとんどです。

廊下の本棚には主に２つのタイプがあります。壁に埋め込むタイプと壁の表面に取り付けるタイプです。それぞれの特徴やメリットを見てみましょう。

壁にある程度の厚みがある場合、このように本棚を埋め込むことができます。埋め込むタイプの利点は、やはり棚を置くことで廊下が狭くなるということがない点ですね。リノベーションなどで予め計画出来る場合には、埋め込みもオススメです。

同じく埋め込みタイプの本棚です。本棚自体は背も高く大きめですが、本棚の逆側がオープンになっており、床材や壁の明るい色使いで圧迫感はあまり感じられませんね。

こちらは、壁に後付けで本棚を取り付けたタイプです。設置も撤去も埋め込みタイプよりも手軽にできる点がメリットです。

ここからは小規模でシンプルな本棚が欲しいという方へ向けて、組み立て式本棚を使ったDIYをご紹介します。最近の組み立て式家具は必要な工具が少なく、DIY初心者の方でも簡単に組み立てられるものがほとんどです。

お気に入りのアイディアが見つかりましたら、ぜひ気軽にトライしてみてください。尚、DIYの場合、転落防止対策グッズの使用も検討してみると良いでしょう。

画像のような奥行が浅い本棚を選べば狭い廊下でも圧迫感が少ないですね。ブックカバーで陳列を整えるなどすると、見た目もすっきりとした印象になります。

海外インテリアのようなこちらの本棚。棚の上に雑貨や植物などを飾るのも良いですね。お気に入りのものを置いて、大好きな空間に。

気になる本棚は見つかりましたか？

見た目が良く機能性にも優れた廊下本棚。リフォーム・リノベーションの費用は作る本棚によって幅がありますが、相場としては100,000~600,000円、工期は1日から、長くて1週間程が目安です。DIYの場合は費用を抑えることが可能です。

記事を参考に欲しい本棚のイメージを膨らませてみてください。

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