最近では自由な働き方を求め、特定の企業に属さずにフリーランスとして活躍する人も増えています。また、新型コロナウイルス感染症の広がりにより、在宅勤務という働き方を推進する企業も増えました。
働き方の変化に伴い、自由に仕事ができる自分専用のスペースを作りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、ミニスペースを活用した書斎・ワークスペースの魅力について解説します。作る際のポイントも詳しく紹介していますので、書斎やワークスペースに興味のある方は参考にしてください。
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わずかなスペースがあれば書斎やワークスペースは作れる
書斎やワークスペースと聞くと、こもって仕事をしたり読書したりするスペースというイメージが強いものです。しかし、デスク、イス、収納棚のスペースさえ確保できれば、おしゃれで機能的な空間も作れます。
1畳のスペースで作る場合、100cmのデスクを取り付けることができます。また、2畳のスペースならば、120cmのデスクも設置可能です。パソコンを使って作業をする方の場合、80cmのサイズで十分でしょう。
ワンルームのマンションに住んでいる方は、半畳のスペースで作るのがおすすめです。約91cm×91cmが半畳のサイズですが、80cmほどのデスクを設置できれば、快適な書斎やワークスペースも作れます。
(参考:ホームプロ「狭くても作れる!おしゃれな書斎・ワークスペースのヒントとリフォーム事例28選」)
(参考:畳1帖のサイズって何cm?「ダイケンウェブショップ楽天市場店」)
ミニスペースを利用するときのポイント
ミニスペースを活用して作る場合、設置場所、使用するインテリアの2つのポイントを理解しておきましょう。ここでは、それぞれを詳しく解説します。
設置場所
活用できる部屋としてリビング、寝室、キッチン、階段下などが挙げられます。
リビングはソファ、テレビ台、収納棚などのインテリアを設置するので、デッドスペースが生まれやすいでしょう。リビングの壁に設置すればデッドスペースになりやすい角を活用できますし、壁面を利用すれば落ち着いて作業ができる空間に変えられるでしょう。
寝室は就寝時に使用するスペースなので、静かな部屋で落ち着いて作業したい方におすすめです。リビングと同じようにデッドスペースを利用すれば、おしゃれで使いやすい書斎やワークスペースを作れるでしょう。
子どものいる家庭では、キッチンもおすすめの場所です。キッチンの脇に小さなデスクと棚を設置すれば、家事の合間でも利用できるので便利です。料理のレシピ本やパソコンを置くスペースとしても重宝するでしょう。
一戸建てにお住まいの方におすすめなのは階段下です。階段下を荷物の置き場として利用している方もいますが、きちんと整理すればデスクやイスを設置するスペースとして活用できるでしょう。
インテリア
書斎やワークスペースでは、作業をするためのデスク、イス、書類を保管するための収納棚をまず設置します。部屋によっては暗い場合があるので、間接照明器具の設置も検討しましょう。
半畳のスペースで書斎やワークスペースを作る場合、イスの設置場所に困ることもあります。スペースが限られている場合は、通常のデスクの代わりにスタンデイングデスクを置くのもよいでしょう。
スタンディングデスクとは、立った状態で仕事をするためのデスクのことです。腰や背中への負担がなくなり、集中力が向上すると言われています。イスを設置する必要がないので、ミニスペースに向いているデスクではないでしょうか。
書斎・ワークスペースの参考例
ポイントは理解したものの、レイアウトやデザインに悩む方もいるのではないでしょうか。ここでは、簡単に取り入れられる参考例を紹介します。
和室を書斎として利用する
マンションや団地などでは、洋室の他に和室がある間取りが多いようです。近年では和室を利用する機会は減り、部屋の利用方法に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。和室にデスクやイスを設置すれば、和モダンな書斎も作れます。テーブルやイスは部屋の雰囲気に合わせて、低く設計するのがよいでしょう。
壁にデスクを取り付ける
リビングやダイニングにワークスペースを設置したいものの、スペースが限られているという場合には、壁に取り付けられるデスクがおすすめです。折り畳み式のタイプを選択すれば、部屋を広く使えるのでさらに便利です。収納棚も壁に取り付けるタイプにすれば、スッキリとしたワークスペースに仕上がります。
デッドスペースを書斎として使う
階段下はデッドスペースになりやすい場所のひとつです。デスクやイスを取り付ければ、機能的な書斎へと変えられます。木材で統一しており、木の温もりを感じさせるおしゃれなデザインですね。3方が壁に囲まれているので、集中して作業に取り組めるでしょう。
まとめ
書斎やワークスペースは、半畳~1畳のミニスペースがあれば設置できます。ワンルームマンションやアパートでも、部屋の中にある空いたスペースを活用すれば、おしゃれで機能的なものが作れるでしょう。スペースが限られている場合には、スタンディングデスクなどのインテリアもおすすめです。
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