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書斎・ワークスペースに敷くカーペットの選び方は?お手入れ方法も詳しく解説

書斎やワークスペースを快適な空間にするには、カーペットの使用もおすすめです。見た目にもおしゃれになりますし、きれいな状態を保ちやすいからです。

一方で、カーペットを購入したいものの、選び方が分からないという方もいるようです。そこでこの記事では、書斎・ワークスペースに合うカーペットの選び方を詳しく解説します。

カーペットの役割とは?

書斎やワークスペースのカーペットの役割のひとつに、キズの保護があります。書斎やワークスペースではチェアを使用しますが、強く引きずると床にキズが付くこともあるでしょう。

また、デスクや収納棚などの家具を直接床に設置すると、重さで床がへこむこともあります。あるいは、文房具や食器類類を落としてしまい、床にキズが付いたといったご経験もあるのではないでしょうか。

さらに、床にキズが付くとホコリなどの汚れが付着してしまい、黒ずみが目立ってしまうこともあります。カーペットを使用すればキズを未然に防ぎ、きれいな状態も保てます。

書斎やワークスペースに合ったカーペットの選び方

書斎やワークスペースで使うカーペットを購入する際には、素材、カラー、サイズの3つを押さえましょう。ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。

書斎やワークスペースにおすすめの素材

カーペットにはナイロン、ウール、ポリプロピレン、ポリエステル、アクリルなどの素材があります。素材によって特徴が異なるので、カーペットを購入する際には前もって特徴をチェックしましょう。各素材の特徴は以下のとおりです。

書斎やワークスペースに敷く場合は、ウールがおすすめです。ポリエステルやポリプロピレンなどの化学繊維は静電気が発生しやすく、小さなゴミやホコリを吸い付けてしまうという欠点もあります。一方で、天然素材のウールは静電気が発生しにくいので掃除がしやすいでしょう。

また、ウールは繊維間に空気を多く含んでいます。空気が断熱材の役割を果たしており、冬場は外から入り込む冷たい空気を遮断する効果もあります。加えて、吸湿性もあるので、いつでもサラッとした状態を保てるでしょう。

書斎やワークスペースにおすすめのカラー

書斎やワークスペースでテレワークをする方は、集中力を高めやすいと言われる白がおすすめです。デスクやチェアを白で統一すれば、さわやかで開放的な空間になるでしょう。

注意点として、食べ物を落としたり飲み物をこぼして付いてしまった汚れが落ちないこともあります。できる限り飲食は控えることをおすすめします。

殺風景な書斎やワークスペースを改善させたい方は、赤色のカーペットはいかがでしょうか。部屋のアクセントとしても利用できますし、雰囲気も明るくなるでしょう。

一方で、落ち着きのある空間にしたい方は青色がよいでしょう。白色と同じように集中力を高める効果も期待できます。また、青色は種類が豊富なので、部屋の雰囲気に合わせてターコイズブルーやライトブルーなどバリエーションから選ぶのも楽しいですね。

書斎やワークスペースにおすすめのサイズ

書斎やワークスペースのカーペットを購入する際には、部屋全体に敷くのか、デスクの周囲のみにするのかをまず決めましょう。

コンパクトなサイズのカーペットを使用する場合には、デスクとチェアを配置したときに両方がおさまるサイズがおすすめです。デスクとチェアをカバーできれば、床のキズやへこみも防げます。

書斎やワークスペースに使用するカーペットのお手入れ方法

カーペットは空気中の浮遊するちりを取り込み、ホコリが舞い上がるのを防ぐ効果もあります。定期的に掃除をして、いつでも清潔な状態に保ちましょう。

最適な状態を維持するには定期的な掃除機がけが重要と覚えておきましょう。1週間に1~2回の掃除機がけをすれば、カーペットに付着しているホコリも取り除けます。吸引口にブラシの付いたタイプの掃除機を使えば、さらに効率よく汚れを落とせます。

ウールカーペットについては、表面のゴミやホコリを優しく取り除きましょう。カーペットに絡みつく前に取り除くことで、毛玉を防ぐ効果も得られます。犬や猫などのペットを飼っている方は、毛がカーペットに絡みつくこともあるので、できる限りこまめに掃除するのがおすすめです。

(参考:ウール織じゅうたん専門webショップ「ラグ・カーペットの普段のお手入れ方法」)

飲み物をこぼしたときのお手入れ方法

ジュースや紅茶などの飲み物をこぼしたときは、素早く拭き取るようにしましょう。乾いたタオルやティッシュを使って、カーペットに押し付けるように拭き取ります。粘り気のあるものや固形物については、スプーンやフォークを使って取り除きましょう。

完全に汚れを取り除こうとして、強い力でカーペットをこするのはNGと言われます。繊維にダメージを与えることもあるので避けましょう。

まとめ

書斎やワークスペースにカーペットを敷けば、キズやへこみも防げます。床が傷むストレスもなく、快適な環境で作業に集中できるでしょう。

カーペットを購入する際には、素材、カラー、サイズに注目して選びましょう。ウール素材のカーペットは、断熱の効果も得られるのでおすすめです。集中力を高めたい方は白や青などの色がよいでしょう。