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階段に本棚を作る際の費用相場と工期について。 事例やDIYもご紹介

本棚のある階段。そのお洒落な見た目に憧れている方も少なくないのではないでしょうか。

こちらの記事では、階段に本棚を作る際にかかる費用相場や工期について解説します。また、リフォームの事例やDIYについても触れていきます。

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階段に本棚を作るメリットとデメリット

実際にリフォームやDIYに取り掛かる前に、まず階段に本棚を作ることのメリットとデメリットを知っておきましょう。

メリット

本棚を階段に作る最大のメリットは、本がより身近な存在になるということでしょう。階段は家の中でも頻繁に使う場所です。そのため、階段に本棚を設けることで手軽に読書を楽しむ環境を整えることができます。

もう一つは、スペースを有効活用できるということです。階段にはデッドスペースが多いため、そこを活用することであまりスペースを取らずに本棚を設置することが可能です。

通常本棚は、広めの設置スペースを必要とする場合が多いため、「本棚を置きたいけれど置く場所がない!」という方にもおすすめです。

デメリット

本棚を設置する場合、安全への配慮を十分に行う必要があります。地震が起きた際の本や棚の転落防止などです。特に階段はもともと事故が起こりやすい場所であり、また、非常時には避難経路にもなるのでしっかりとした対策を行いましょう。

棚の固定や本の落下を防ぐためのグッズはインターネットなどでも手に入るので、調べてみるのもオススメです。

また、本棚の高さや形によっては掃除がしにくい、本が取りにくい、といったケースもあるようです。どんな使い方をしたいのかをよく吟味し、デメリットを考慮したうえで設置を検討すると良いでしょう。

階段に本棚をリフォーム!<費用相場・工期・事例を解説>

ここからは、業者に依頼して階段に本棚を作る際の費用相場と工期について解説します。リフォームの事例も紹介しますので参考にしてみてください。

費用相場と工期

階段に本棚を作る場合、基本的には「壁」に棚を作ることになります。ここからさらに壁に棚を埋め込むか、壁の表面に棚を取り付けるかで分けることができます。後者の場合は、壁と階段の間にスペースがあるか又は階段の幅が広めである必要があります。

では、工事費用から見ていきましょう。

棚は自分で準備し、設置のみ業者に依頼する場合、棚の費用+設置費用(約20,000~30,000円)がかかります。尚、棚の費用は大きさや材質などにより異なります。家具メーカーのウェブサイトなどで希望にあった棚を探してみましょう。

次に、造り付けの棚を使った際の費用相場です。自分の思い通りの本棚を作りたい場合は、家具職人に希望の大きさや形、色などをオーダーすることもできます。こちらは本体価格と設置費用込みで約100,000~150,000円が相場のようです。

本棚のような収納リフォームにかかる工事日数は、1日から長くても1週間ほどで終わることがほとんどです。

■参考
・リフォらん「壁面収納のリフォームする費用と価格の相場は?」
・リショップナビ「【場所別】リフォーム工期の目安はどのくらい?」

事例紹介

こちらは、壁に本棚を埋め込んだタイプです。スペースをとてもうまく活用できていますね。

家族がいる場合、階段に本棚を置くことでコミュニケーションのきっかけにもなるそう。お互いの好みが知れたり、自然と階段に集うようになったりするからでしょうか。

ちなみに本を隙間なく本棚にしまうことで転落防止にもなるようです。

 

こちらは、壁に本棚を取り付けたタイプです。このように階段の幅が広めの場合、本棚を埋め込む必要がありません。

階段に腰をかけて大好きな読書に耽るのも良いですね。この形状の本棚だとお掃除がしやすそうです。

 

こちらも壁に本棚を取り付けたタイプです。壁と階段の間にスペースがある場合も本棚を取り付けることができます。

大きな本棚ですが、本を入れすぎないことで圧迫感を感じさせません。見た目の良さだけでなく収納力も高いため、長く使えそうです。

DIYしてみよう

大規模な本棚やこだわりの詰まった本棚が欲しい場合は、業者に頼んだ方が良いでしょう。しかし、シンプルなもので良い、費用を抑えたいという場合はDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。

その際、必要に応じて転落防止対策などを行うと安心です。

小さめの組み立て式本棚を置く

階段に広めの踊り場がある場合は、そこに小さめの組み立て式本棚を置くのも良いでしょう。必要な工具が少なく、簡単に組み立てられるものがほとんどなので気軽に取り組めるはず。

シンプルな棚を取り付ける


画像のように柱がある場合、簡単な棚を取り付けるだけで立派な本棚になります。スペースの奥行きによっては、充分な収納スペースを確保できそうですね。

ウォールシェルフを取り付ける

ウォールシェルフは収納だけでなくインテリアも楽しみたい方におすすめのDIYです。見せる収納として安定した人気がありますね。

ウォールシェルフを設置し、お気に入りの本や表紙の美しい本を飾ってみてはいかがでしょうか。物が転落しにくい形状のウォールシェルフもあります。

まとめ

たくさんのメリットがある階段本棚。

リフォームした際の工事費用は100,000~150,000円が相場でした。また、工期は1日から、長くて1週間となっています。

今回ご紹介した事例やDIYアイディアなども合わせて参考にしてみてください。

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